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2017年5月17日水曜日

面接時に緊張しすぎない方法

こんにちは。5月も半ばを過ぎいよいよ来年3月大学や短大等を卒業される学生の方の選考が本格開始となる6月1日が迫ってきました。
学生の皆さんも説明会や応募書類の作成、選考準備などで忙しい時期を過ごされていることと思います。
今日は、これまでもこのブログで触れたことがあると思いますが、これから本格化する「面接」で「緊張しすぎない方法」について考えてみたいと思います。

まず面接時緊張しないための王道は、
想定質問への十分な準備や面接練習をして余計な不安を取り除いておくこと
であることは言うまでもありません。当所でも本番のリハーサルの「個別模擬面接」を一日4人の方限定(事前予約制)で行っています。

しかし、実際には十分な準備をしていても、面接の場で緊張して頭が真っ白になることもあります。

人間は、危険が迫ったり緊急事態が起こった時などストレスがかかる状況に陥った時、ノルアドレナリンという神経伝達物質が出て「交感神経」というのが活性化され、心臓の心拍数を上げて血流量を増やし体温を上げたりして、緊急事態に適応しようとします。
面接の時などに心臓がドキドキしたりするのもそのためです。

 自動車に例えると、この交感神経の働きというのは、いわばアクセルのようなものです。これに対してブレーキ役をするのが「副交感神経」と言われるものです。副交感神経を活性化するためにはセロトニンというもう一つの神経伝達物質が有効と言われています。

セロトニンというのはノルアドレナリンの暴走を抑え、心のバランスを整える「幸せのホルモン」とも言われます。このセロトニンが不足するとイライラしたり、くよくよしたり、疲れやすくなったりしがちです。そのため、面接の際も緊張をほぐすためには、このセロトニンを増やしておくと役立ちます。

 セロトニンを増やして交感神経と副交感神経のバランスを取るための方法の一つとして有効と言われるのが呼吸法です。人間は過剰に反応している心を直接落ち着かせようとしても難しいですが、呼吸をコントロールすることはできます。

 具体的なやり方としては・・・
まず座ったままで結構ですので、背筋を伸ばし目を軽く閉じて、お腹から息を吐き出すつもりで、普段よりゆっくりと口から息を吐いていきます。息を吸うときには鼻からお腹に自然と楽に吸い込みます。お腹に手を当ててお腹が呼吸に合わせて凸たり凹んだりしているのを感じます。こうして意識して深い呼吸を10分~15分くらい続けていきます。すると知らないうちに自然と暴走していた心が落ち着いてきます。その際、自分が一番落ち着ける場所(森の中のベンチや自分の部屋…etc.)にいると想像しながら行うとより安らげるかもしれません。

 こうした呼吸法の他に緊張を和らげるために有効と思われる方法としては、
   面接官を等身大に見る
大勢の人前で話すとき、「聴衆を畑のかぼちゃと思いなさい」とかよく言われますが、面接官も会社を一歩出れば近所のおじさんやおばさんと変わりません。

   100点をめざさない
面接の時、予想外の質問が来たらどうしようと心配しがちですが、「70点か80点で十分、多少失敗したり答えられないことがあっても大丈夫」と思えれば不安も軽くなります。

   最初の出だしをユックリ
面接では最初に「○○大学からまいりました○○と申します。よろしくお願い致します。」などと自己紹介をすると思います。その際、最初の出だしを意識してユックリ話し出すと、その後もそのペースで話しやすくなります。逆に最初に慌てて早口で自己紹介すると、その慌てたペースになりがちです。最初の出だしで意識してユックリ落ち着いて話すのは重要。
 
まだまだ緊張をほぐすいろいろなコツがありますが、今日はこの辺にしてもっと知りたい方は窓口で相談してみて下さいね。

さあ、6月1日と2日の拡大RMB(レギュラーマッチングブース)の参加企業24社が決定しました。当所のホームページに掲載されていますので是非見てみて下さいね。皆さんの参加をお待ちしています!

(S.O)

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