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2017年9月25日月曜日

AIが家にやってくる!~AIは生活や仕事を変える起爆剤?~

こんにちは。先日NHKのニュースでインターネット検索大手のG社が、いわゆる「スマートスピーカー」と呼ばれるAI(人工知能)による音声アシスタント機器をこの秋に日本で発売する見通しであると報じられていました。

「スマートスピーカー」というのは「AIスピーカー」などとも呼ばれますが、既にアメリカで各家庭に普及しはじめている円筒形などの形をしたコーヒーポットみたいな音声アシスタント機器。家の中のテレビやエアコンなどを、そのスピーカーに話しかけるだけで操作できたり、また「今日の天気を教えて」「今日のニュースは?」とか「来てるメールを読み上げて」「明日の私のスケジュールは?」などと尋ねるとメールサーバーやインターネットで情報を探し答えてくれるといいます。

皆さんご存知のスマートフォンのSIRIの卓上版みたいなイメージですが、AIによる音声認識や機械学習などの急速な進歩でトンチンカンでない自然な受け答えができるようになっているとか。英語や日本語、中国語など多言語に対応できるレベルに進化しつつあり、ゆくゆくは、ある時は私設秘書、またある時は相談相手や同時通訳者、子どもたちが宿題について尋ねると解き方を教えてくれるミニ家庭教師にもなりそう。

こうしたAIが進化・普及する時代には文系の人たちの活躍の場が狭まるように思えるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。

たとえば、AIを搭載した「自動運転車」があと数年で発売されるようになると言われていますが、AIが運転する自動車が事故を起こした時、いったい誰が責任を負うのか。自動運転車のための保険にはどんな自動車保険が新しく必要になるのか。またAIが作曲した楽曲や描いたデザインは、いったい誰が創作したことになるのか、などなど。AIの普及によってこれまでの社会の仕組みや常識が大きく変わる分野がどんどん出現し、文系の人の活躍する分野も広がるのではないかと思います。

文系でも理系でも、AIを活用して生活や仕事のやり方を変えて、もっと便利で楽しく豊かにしていく、そういうことを考えられる人がますます求められる時代になりそうです。


(S.O)

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